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「凌げ斜里岳」本校の校訓です。
変化の激しい現代社会において、将来、「斜里岳を凌ぐ人」になるためには、自分で考え、自分で決めて行動する「自立して生きる力」を身につけることが大切と考えています。
本校は、平成16年度に総合学科へと学科転換して以来、生徒一人ひとりの「学びたい」という意欲に応える教育活動を推進してきました。
具体的には、関連する教科をまとめた「系列」と、幅広い選択科目を用意しています。何を学ぶかを自ら決定するプロセスは、自分自身の興味・関心を見つめ直す貴重な機会です。この積み重ねを通じて、生涯にわたって学び続け、自立して社会を生き抜くための基礎力を養います。
「知床の自然と人、すべてが私たちの教科書です。」
本校ならではの特色として、『知床学』や『混合ゼミ』などの世界自然遺産「知床」の素晴らしい自然を授業の中に取り入れ、知床斜里を愛する方々を講師としてお招きし、多彩な授業を展開しています。昨年度の探究活動では、未利用魚の活用に着目した生徒のアイディアが商品化され、地域と連携した取り組みが実を結びました。本校では『知床学』を中核として、地域の皆様とともに、生徒の主体的な取組を最大限に応援します。
令和2年度(2020年度)からは「地域高2留学」を開始し、今年度は6期生を2名(東京・岐阜)、2年次に迎えています。留学生はもとより本校生徒にとっても大変有意義な経験となっています。
本校の教育活動は、斜里町・斜里高校教育振興会をはじめとする町内の企業・団体、同窓会、PTAのみなさまからの多大なご支援をいただいております。学習面では、スタディサプリ全員受講や模擬試験・資格取得などに対する支援により、大学や短大、専門学校等への進学から公務員や民間企業への就職に至るまで、生徒の様々な進路希望実現に向けた取組ができる体制が整えられています。また、部活動の遠征や台湾への見学旅行等、多くの教育活動において、斜里町の皆様からのご支援をいただいております。
自分の個性を理解し発揮することが求められる時代です。ふるさとの高校、斜里高校での学びが生徒たちの個性を磨き、「この学校で自分の道を見つけた」と胸を張って言えるよう、教職員一同、全力で伴走してまいります。
地域に開かれ、社会とつながる本校の教育活動に、今後とも温かいご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
令和8年4月1日
北海道斜里高等学校 第26代校長 渡 邊 理 実